フランスのアンティークバレルピアノ（Barrel Piano）です。
ゼンマイ式の自動演奏楽器として1800年代後半から1900年代の前半に、カフェ等で使用されていました。コインを入れると自動的に演奏が始まるジュークボックスの始まりのような音楽機械です。コインのサイズや重さが違うので現在は機能しませんが、ゼンマイを巻いてから裏板にある四角い穴から角材を差し込むとストッパーが外れて動き出します。バレルピアノの中では比較的サイズは小さい方ですが、中の仕掛けも見えるようになっていますのでオブジェとしても存在感があります。